こんばんはー篠木です。
フセン術ではスケジュールやタスク管理についてお話しするのだけど、塾を始めた頃はマルチタスク、つまりいくつもの仕事を並行して行うノウハウを伝えてたのね。
ところが最近はマルチタスクより、1点集中型のシングルタスクの方が、業務が終わる時間が早いって論文や書籍がたくさん出てきた。
これまでの概念が覆されたってこと。
マルチタスクとは
マルチタスクは言い換えると、「ながら作業」ってことね。
1つの書類を作成しながら、別の書類の資料を集めてたり。
目の前の人に対応しながら、明日の仕事のこと考えてたり。
探し物しながら、授業の準備をしたり。
こういうのって、あちこちに注意が移っている状態。
その度に意識が途切れるから実は脳の中はバタバタしてるのね。
だから結局は効率が悪いってことなんだ。
今はこの書類作成に意識を集中する。
今はこの作業に集中する。
今はこの人に集中して関わる。
こんな風に今のタスクに1点集中することで、作業時間は短くなる。
このシングルタスクを一つひとつ集中して終えてから、次のタスクに移るのがいいのね。
1点集中すると、心も整うんだよ。
さっきは仕事としてのシングルタスクをお知らせしたけど、落ち込んだり、怒ったり、心が乱れた時にも、何か一つに意識を集中するといいんだ。
ゆっくりお茶を飲んで、その香りや味をじっくり味わったり、ひらすら掃除をしたり、外の空気を感じたり。
ただ、今の自分に意識を向ける。そうするとすう~、、、、っと心が静かに落ち着いてくるのよ。
何かに心が乱れたら、1点集中、試してみてね。
心が乱れた時は、ゆっくりおみそ汁を味わうのもいいよ。
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