こんにちは~。篠木です。
突然だけど、子どもたちにこんなこと言ってませんか〜?
勉強しなさい!じゃないと、志望校に入れないよ!
いたずらばっかりすると、お友達に嫌われるよ!
廊下は走らない!ケガするのはあなたよ!
うん、気持ちは分かる。親心ってヤツっす。
(ちょっと例が古いかも。ごめんね^^;)
今の例は、学校でのことだけど、家庭でも同じようなことあるよね。
ただね、、
「いう通りにしないと、こんな悪いことが起きるかも・・・」
っていうのは、ある意味呪いの言葉なんだな。
それを言われた相手は強制されてるって感じるし、
もしそうなったらどうしようって恐怖とか、
逆にやれるもんならやってみろ!って反発心とかマイナスの意識を持つよね。
まあ言ってみれば脅しをかけてるわけだから、素直に聞く人の方が少ないかも。
注意すればするほど、問題行動は増える
最近言われているのは、「人は注目したところが現れやすくなる」ってこと。
う~ん、いわゆる意識したり言い続けてたりすると、それが実際に起きやすくなるってことなんだ。
「失敗するなよ。」っていうと、「失敗しちゃいけない、失敗しちゃいけない、、」って思いすぎて余計に固くなってプレッシャーもひどくなって、本来できることもできなくなって本当に失敗しちゃう、みたいな。
あと、いい子にしてたら先生は安心して声かけないけど、悪いことすると先生は注意するために声かけするから、かまって欲しい子はあえていたずらするんだよね。
子どもへの伝え方
じゃあどうすればいいのかってことなんだけど、要はさ、自分の思いを脅しや嫌味じゃなく、ストレートに伝えればいいんだよね。
また、こうすれば良いことが起きるよって期待を持てるような内容にすると良いよね。
「成績が上がると、自分が行きたい進路に進みやすくなると思うよ。」
「お友達に優しくすると、仲良く遊べるよ。」
「廊下で誰かとぶつかってケガしないかと心配なんだ。」
うん。呪いの言葉ではなくなるよね。そして、相手を思いやっている感じが伝わるよね。
実は呪いの言葉って、小さい頃周りにいる大人から学んだりするんだ。
小さい頃言われてた言葉を大人になってから自分も使ってる。
それが、どんどん受け継がれて行くんだな。
もちろん、「こうなってしまうよ」っていうのはある種リスクマネジメントだから、全くなくせばいいってことじゃない。
ここぞって時には必要だよね。
でも普段から言い続けてると、さっき言ったみたいに脅しや嫌味しか伝わらなくなるよってことなんだ。
特に、お子さんに対しては要注意。あなたの呪いの言葉、相手に真意が伝わってないかも。
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