自分の作品を世に出したいなら

誰かからその場を与えられないなら、その場所を自分で作ってみよう。
今はそれが可能な時代だから。

こんにちは、短大の美術教員、篠木です。
今朝、めざましテレビを見ていたら、興味深い記事が目についたの。

バンクシー「バンクシー」ベネチアで新作騒動!?

バンクシーと言えば、最近有名になってきたストリートアーティスト。
正体不明で、外国のあちこちにいきなり出没して、道の壁などに落書きのようにアート作品を残していく。
正体不明なところと、社会風刺やダークユーモアを交えた作品が人気なのね。
つい最近では、オークションに出されたバンクシーの絵画作品が、落札された途端に額に仕込まれてたシュレッダーで切り刻まれたっていうのが有名な話なのね。

そんなバンクシーが5月22日に公式インスタグラムで、イタリアはベネチアに許可なく作品を展示して、警察に撤収を命じられたって動画をアップしたの。

youtubeにも出てたんで、貼っておきます。

なぜ、こんな事をしたのか?について、バンクシーはこの時ベネチアで開催されてたビエンナーレ国際美術展に招待されてなかったから、自分で開催したって言ってるのね。

それを聞いて、「あーあの画家もそうだったなあ〜」って思い出したのが「ギュスターブ・クールベ」さん。

この人、美術を学んだ者の中では結構有名。フランスの画家さんです。

クールベ

クールベ「画家のアトリエ」

ギュスターブ・クールベさんの「画家のアトリエ」は大作。

あまり詳しくはないけれど、この人も1855年、パリで万国博覧会が開催された時に自分の作品を出品したんだけど落選して。
ムッとしたクールベさん、博覧会会場のすぐそばに小屋を建てて、勝手に個展を始めちゃったのさ。
(ちなみにこれまでに個人が作品展をするってことはなくて、この時のクールベが個展の始まりなんだって。)

この2人を見て思ったんだ。
2人とも、その場に招待されてなくて、「じゃあ、自分でやるよ。」ってやっちゃったんだな。

それってすごいなあって思って。

今って、SNSとかyoutubeなんかで、自分の作品を画像や映像でどんどん発信できるじゃない?
○○展の会員にならなくても、どこかの展覧会に入賞しなくても、どんどん作品を発表できるし、もしかしたらそこから誰かに評価されたり有名になっていくこともあり得る時代だもんね。

1800年代にそれをやってたクールベさんもすごいけど、今だったら徒弟制度もオーディションも家元制度も関係なく、表現できる時代なんだなあって思った。

いつも大学で学生さんと話していると、「女優になりたいけど、チャンスがなくて」とか、「作品を発表したいけど、金銭的な余裕がなくて。」って聞くのね。

でもさ、全員スマホは持ってるの。

そのスマホで自分の演技を撮影して、動画サイトにあげればいい。
どんどん作品を作ってインスタにあげればいい。

そうやってどんどんやっていくうちに、何らかのチャンスが巡ってくると思ったよ。

あとはバンクシーやクールベみたいに、それを実行する勇気を持つだけかな。
環境は整ってるからね。

 この記事の投稿者

篠木麻希

23年間の小学校教員時代、毎日忙しすぎて、頭の中がパニック! そんな状態から抜け出したくて、編み出したのがしあわせフセン術。 現在は某大学で教えながら、フセン塾の活動をしています。 好きなこと: 旅行(国内、海外)、美術館巡り、文房具、バイク、和風のもの。 好きな食べ物: お好み焼き、焼きそば(関西出身ですから〜) 出身:奈良県奈良市 今の住所:北海道釧路市 家族:夫と2人の息子(22歳と10歳)
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