待っていても誰も来ない

その他

こんにちは!篠木です。
めっちゃ久しぶりの投稿で、ログインでバタバタしました(^_^;)
どうぞ2019年もよろしくお願いいたします。

さてさて、2019年1月は昨年度から取り組んでいる演劇の本番
「エクスマ新春セミナー」でした。

昨年はスナックのママ役で石川さゆりの「津軽海峡冬景色」と「天城越え」を熱唱。
今年は全くそれとは違い、「待ち続ける夫婦」というのを演じました。

このお話、とっても奇妙。ある夫婦がある日一つの死体を拾ってくる。その中にはお手紙があって、後藤君(おそらく小学生?)という謎の人物が捨てていったらしい。そしてこの死体を夫婦はペットとして「後藤君が引き取りに来るまで飼っててあげよう。」というストーリー。
実はこのお話、1952年のサミュエルベケット作の戯曲「ゴドーを待ちながら」からきてる。

見れない人はこちらから。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm7319269

ゴドーという人物を道の途中でずっと待ち続ける男性2人。その途中で「ラッキー」って名前のすごい変な人や、他にも出てくるのだけど、ただただひたすらゴドーを待ってるってお話。明快なヤマ場もオチもない、複雑怪奇な物語。全部見終わっても???だけが残る。(笑)

エクスマ

最初はビールを飲みながら、のんきに待とうと言い合う夫婦

これがベースになって、私と平松さんが演じる「待ち続ける夫婦」が出来上がってるのだ。

「後藤君、まだ来ませんねえ。」
「待ってたら来るよ。」
「後藤君が来さえすればどうにかなりますよね。」

 

そう言いながら、2人はどこにも出かけず、仕事も辞めて、後藤君が現れるのを待ち続けるんだ。

待って待って待ち続けてとうとう30年。始めは「忠犬ハチ公だって10年待ったんだから。」って言い合ってるけど、いつの間にか腰が曲がり、白髪になり、ビールで乾杯から縁側でお茶の世界に変わってる。それでも待ち続ける。

 

エクスマ

最後はこんな姿になっちゃう。それでもただ待ち続ける2人

 

最後の幕にこんなセリフがあるのね。

 

「明日は後藤君は来る、後藤君は来るって待ち続けて、そのうち考えることもしなくなって。後藤君が来さえすればどうにかなるって思ってました。」

 

これが私たちのメッセージ。東京ではなかったけど、大阪では監督の藤村先生の解説があったのね。

 

後藤君(ゴドー)は実は救世主。救世主に助けてもらうことだけを望んで、いつまでも自分たちは動かない。そして月日だけが過ぎていく。

 

そんな人生でいいのかって。ただ救われることだけ、何かが起きることだけを待ってていいのか。結局何も起きないじゃないか。自分の人生を動かすのは自分なんだよ。

 

そんなことが伝わればいいなと思ったの。

 

昨年に引き続き7ヶ月の練習を経ての本番。途中で挫折しかけたことも何度かあったのだけど、最後までやって良かったです。来ていただいた皆様、ありがとうございました。

エクスマ

この日は他にもたくさんの演目があって、盛りだくさんだったよ〜^^

 この記事の投稿者

篠木麻希

23年間の小学校教員時代、毎日忙しすぎて、頭の中がパニック! そんな状態から抜け出したくて、編み出したのがしあわせフセン術。 現在は某大学で教えながら、フセン塾の活動をしています。 好きなこと: 旅行(国内、海外)、美術館巡り、文房具、バイク、和風のもの。 好きな食べ物: お好み焼き、焼きそば(関西出身ですから〜) 出身:奈良県奈良市 今の住所:北海道釧路市 家族:夫と2人の息子(22歳と10歳)
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